Wednesday, April 8, 2015

特別寄稿 - レミーのモーターヘッド・リング:アーマンド苦心の作

モーターヘッドのフロントマン、レミー・キルミスターの自伝『ホワイト・ライン・フィーヴァー』の発売(本日4月8日!!)を記念し、Crazy Pig Designs の盟友であり、モーターヘッドのレミー・キルミスター氏に心酔する、長谷川修平氏に寄稿いただきました。

アーマンドとレミーを良く知る、氏ならではの視点で書かれた興味深い文章ですので、是非、お読みください。
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「レミーのモーターヘッド・リング:アーマンド苦心の作」

モーターヘッドのフロントマン、レミー・キルミスターの自伝『ホワイト・ライン・フィーヴァー』が、4月8日(水)、ロフトブックスより発売される。

モーターヘッド・リング
クレイジーピッグには、レミーにまつわるアイテムがいくつかある。
なかでも、よく知られているのは、メタルのアイコン的存在で、バンドのマスコットであるウォーピッグのリングだ。


このリングは、1980年代後半に、レミーが直接オーダーしたもので、デザイナーのアーマンド・セラが試行錯誤を繰り返し、完成させた。
ウォーピッグが、丸みのある形で表現されていて、リングとして実用的なデザインになっている。
背面には、彼らのシンボルマークであるスペードの隠し彫りが施されており、ファン心をくすぐるデザインだ。
レミーは、このリングを大変気に入っており、今でもたびたび着用している。


実のところ、アーマンドが最初に作成したリングは、ウォーピッグを立体的に表現したもので、ボリューム感のあるデザインだった。
しかし、レミーは、それだと着用時にズボンのポケットに手が入れづらいとの理由で断った。
そのため、再度、アーマンドの手によって、作り直された。

オンリーワンのオレ流
このような「実用品としての機能」を重視する感覚は、レミーのファッションが、衣装ではなく、日常の一部であることを示している。
また、彼は、アクセサリー以外のファッションアイテムもオーダーメイドで作成しており、オレ流ファッションを貫いている。
大量生産の既製服ではなく、オンリーワンのオーダーメイドを求める姿勢は、彼のライフスタイル(自分らしさの追求)を表している、と言えるだろう。

来店時、レミーが、ウォーピッグのスケッチを描いたそうだが、その画がよくわからず、後日、アーマンドがCDジャケットを参考にした、というエピソードも興味深い。
そんなわけで、このモーターヘッド・リングは、アーマンド苦心の作である。

 

自伝では、モーターヘッドの代表作『Overkill』や『Ace of Spades』にまつわるエピソードはもちろん、レミーの幼少期や家族の写真も掲載。


丁寧な訳注や「日本語版補章、2002年以降のレミー」も収録し、400ページにも及ぶ極悪大爆走自伝本となっている。
(長谷川修平)

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