2016年8月30日火曜日

デヴィッド・ブレントとクレイジーピッグのリング

2001年頃、BBC で放映された人気ドラマ『The Office』 にクレイジーピッグの作品がひっそりと登場していました。

メインキャラクターの「デヴィッド・ブレント」が右手薬指に『Signet Fleur de Lys ring』を着用しています。

クレイジーピッグのシンボルでもあるスカルリングではないので、これまで気がつきませんでした・・・
続編の「Life on the road」という作品が放送されるそうですが、ここでもクレイジーピッグは登場するでしょうか?

「デヴィッド・ブレント」は、二枚目の出来るビジネスマンという設定ではありませんが、このリングのような上品で控えめなデザインはオフィスで着用しても違和感がないことが分かります。
ビジネス・シーンでの着用をイメージするヒントになりそうです。

単にユリ紋を彫っただけでなく、中央に向かって深くなるように彫られていることでシャープさと立体感が押し出されます。
地味ではありますが、アーマンド・セラのセンスが光るアレンジです。

『Signet Fleur de Lys ring』は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
https://store.crazypigdesigns.jp/item/0557

公式サイト&オンラインストア・リニューアル!より便利に使いやすくなりました!
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CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
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2016年8月28日日曜日

#GUITAREXP - ヴィンテージ・ギターを見つけ出す方法

ヴィンテージ・ギター・コレクターとしての私(アーマンド・セラ)がよく受ける質問の一つに「これらのギターをどうやって見つけ出したんだい?」というものがあります。

いくつかの方法がありますが、基本的には以下のようなものです。

まず一つは、凄腕のミュージシャンやレコーディング/リハーサル・スタジオのスタッフ、バンドのロード・クルー達、そして業界人との話を通じて、です。
これまで、そのような多くの人々と会い、話をする機会がありましたが、これはレアであったりロックスター達が所有してきたギターの行方を追跡するにはとても有効でした。

その次にはギター・ショップですが、これは確実な方法のように思います。
世界には、素晴らしいギターや周辺機材を見つけることのできる良いギター・ショップがまだまだあります。
これらの大半は、ギターを愛する誠実な人々により運営されており、私たちの求めるギターに関して信頼できる情報を提供してくれます。
しかし、中にはあなた方のお金のみを狙っている悪徳業者もいるので用心が必要です。
ひとたびあなた方がエキスパートではないと彼らが知れば、あなた方は彼らの理想的な餌食となってしまいます。
長年にわたり私は、苦労して稼いだお金をヴィンテージ・ギターにつぎ込もうとしている友人やミュージシャン、ギターの購入を検討している人々にアドバイスを送り続けてきました。
彼らは自分たちが賢い選択をしていたのか、大金をかすめ取られようとしていたのかを理解すると、例外なく私に感謝の言葉を述べてくれました。

ヴィンテージ・ギターのような買い物をする場合、最低でも 24 時間はよく考えましょう!

ところで…こちらはちょっとしたお楽しみ、1950 年から 1954 年のテレキャスター・ブラックガードのケースです。

GUITAR EXP
Super Deluxe Edition: https://store.crazypigdesigns.jp/view/item/000000000527

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クレイジーピッグ東京店
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2016年8月25日木曜日

アレックス・リング - ウルトラヴァイオレンス

昨日8月24日まで、ロンドンのサマセット・ハウスにて、故スタンリー・キューブリック監督テーマにした展覧会『Daydreaming with Stanley Kubrick』が開催されました。

独創的で完璧主義者として知られた同氏の作品は、クレイジーピッグのアーマンド・セラ氏もファンだそうです。
『A CLOCK WORK ORANGE - 時計じかけのオレンジ』は特にお気に入りで、物語の主人公「アレックス」のリングを制作しています。

世紀末的な暴力行為"ウルトラ・ヴァイオレンス"の企てが不敵な笑みに隠されているかのような表情

あまり撮られることのない、メイクのなしの左半面、少し上がった口角がまさにアレックス


サマセット・ハウスでのオープニングパーティーの模様

『Alex, A Clockwork Orange ring 』は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は ONLINE STORE > RINGS > FACES をご参照ください。

Alex, A Clockwork Orange ring

公式サイト&オンラインストア・リニューアル!
より便利に使いやすくなりました!
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2016年8月22日月曜日

豪奢なストーン・リング - Twin Cross Stone ring

クレイジーピッグはスカルだけでなく、大振りな石を用いたストーン・リング・シリーズでも知られています。その中でも『Twin Cross Stone ring』は最も豪奢なストーン・リングの一つといえるでしょう。

矩形にカットされた特大のファセット石はそれ自体が凄まじい存在感を放ちますが、カットアウトされたチューダークロスをサイドに配したリング自体も充分なボリュームを備えています。石のみを引き立てるというよりは、石とリングの一体化した存在感に重きを置いたデザインのように思います。

ボーイ・ジョージ氏はブルートパーズをセットしたこの指輪を愛用されているようで、『My God』のPV にも登場しました。


『Twin Cross Stone ring』は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承ります。詳細は下記をご参照ください。

 - Twin Cross Stone ring
 - ONLINE STORE > RING > STONE

石はブルートパーズ、ガーネット、アメジストから選択可能です。
このサイズの上質なファセット石を用意するのは容易ではありませんが、他の石での購入をご希望の方はメールもしくは電話にてご相談ください。

CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
OPEN: 11:30-19:30
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2016年8月19日金曜日

クレイジーピッグの水族館

生き物は、クレイジーピッグのアーマンド・セラの得意なモチーフの一つですが、それは陸上や空中に限らず、水中の生命体についても同様です。

コヴェント・ガーデンのショーケースにある、海の生物シリーズの一角
『ドルフィン・ストーン・バングル*1』や「オクトパス・リング』、『シャーキィ・ヒンジド・ジョー・ペンダント』などが写っています。
この他にもシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)やイルカ、タツノオトシゴなど多数の海の生物モチーフの作品が並べられています。


イルカのつるりとした質感は、鏡面仕上げのシルバーとの相性が非常に良いようです。
イルカ・シリーズは、全身鏡面のため、美しく仕上げるにはそれなりの手間がかかりますが、思ったとおりに磨き上げられた時の達成感はなかなかのものです。

今年は海に行く機会を逃してしまった…という方は、クレイジーピッグの海の生物シリーズで雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。

*1:
このバングルは、非常に大きな石(写真はラブラドライト)を使用しており、質の高い石があった場合にのみ製作する受注生産です。
そのため、オンラインストアには掲載していませんので、購入をご希望の方は 日本語問い合わせ窓口 にご連絡ください。

2016年8月15日月曜日

クレイジーピッグ、CLUTCHMagazine に登場!

7月に発売された「CLUTCHMagazine(エイ出版社) - シルバージュエリー」にて Crazy Pig Designs の記事が掲載されました。
メールや電話で手軽に"取材"を済ます、残念な雑誌も少なくないようですが、同誌はコヴェント・ガーデンの店舗まで実際に足を運び、アーマンド・セラへの直接のインタビューやジュエリーの撮影、地下工房の取材などをしていかれたそうです。

このような真摯な取材で撮影された写真はどれも美しく、ロンドンの店舗や地下工房の雰囲気がダイレクトに伝わってきます。
地下工房は、金属や研磨剤、コンクリートや古びた木などの独特の匂いがするのですが、それらさえ漂ってくるような気がしました。

ありがちな、アイテムの紹介ではなく作り手や普段は公開されることの無い製作現場に焦点を当てたコンセプトで、クレイジーピッグだけでなく他ブランドも多く掲載されており、それぞれの作業場を見比べてみるのも興味深いかと思います。

ジュエリー製作の心得がある方ならより楽しめると思いますので、是非「CLUTCHMagazine - シルバージュエリー」をお求めください。

CLUTCHMagazine ご担当者様、この度は誌面の掲載許可をいただきありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

2016年8月12日金曜日

クリフ・バートン氏に捧げられた究極の本

長い間待ち続けたある本をついに受け取りました。
Greg Dauny 氏による、クリフ・バートン氏に関する書籍『The man with the bell bottom pants』です。

限定 200 部の、メタリカの伝説的ベース・プレイヤーだった故クリフ・バートン氏に捧げられたこの本は、まさに驚嘆すべき内容です。

これまで公開されてこなかった貴重な写真や、彼をよく知る人物たちの初出のインタビューが掲載されています。
私(アーマンド・セラ)の名がそこに含まれていることは、私の小さな誇りです。
様々なしがらみや金目当ての連中(クリフなら "KILL EM ALL!" と言ったことでしょう…)とは無縁の、真のファンによって出版された、究極の作品です。

アーマンド・セラ
クレイジーピッグデザインズ

本記事は Crazy Pig Designs 公式 Facebook の翻訳です。

2016年8月8日月曜日

新作『クロウ・ペンダント』続報

故ブランドン・リー氏の映画『クロウ/飛翔伝説(The Crow)』のファンとして、これまで友人や顧客とこの作品について話をすることが少なからずありました。
そこから必然的に「そういえば、なんでカラス(クロウ)のペンダントをまだ作ってないんだ?」と考えるようになりました。

映画に直接関係しなくとも、飛翔するリアルなカラスというのは私の"作るものリスト"に長い間ありました。
そして、それが実現し、クレイジーピッグのバード・シリーズに、この美しい"クロウ"が追加されたのです。
このクールでエレガントな『クロウ・ペンダント』は店頭・オンラインストア にてお求めいただけます。
詳細は ONLINE STORE > NECKLACES > OTHERS をご参照ください。

2016年8月4日木曜日

ペリドット - 夜のエメラルド

8月の誕生石ペリドットは透明感のある美しい石です。
涼しげな黄緑色は夏の焼けるような暑さを少しだけ和らげてくれるようです。

ペリドットは衝撃にそれほど強くなく、セッティングに注意を要する石ですが、クレイジーピッグの地下工房職人たちはこちらの『ライヴスカルリング』に完璧な仕事をしました。
スカルの表情を損ねず、石にダメージを与えることもない、見事な石留め

ストーンリングやペンダントをペリドットで製作されたいお客様はお気軽にご相談ください。

公式サイト&オンラインストア・リニューアル!より便利に使いやすくなりました!
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2016年8月1日月曜日

サイコキラー - ブラック・スキャンダル?

意外な(?)人物がクレイジーピッグのスカルリングを所有していました。

映画『ブラック・スキャンダル原題: Black Mass)』でジョニー・デップ氏が演じたことで知られる、アメリカ・ボストンの裏社会の伝説的な大ボス、ジェームズ・ホワイティ・バルジャー氏です。

先月、バルジャー氏の様々なコレクションが競売にかけられ、なんとその中にクレイジーピッグの名作『サイコキラースカルリング』もあり、$5,200 で落札されたそうです。
オークションの結果はこちら

A “Psycho Killer Skull” ring made by Crazy Pig Designs, a British company. Credit Gaston & Sheehan

このニュースはニューヨーク・タイムズ紙でも写真付きで紹介されました。
Rings, and Cat Pictures, Highlight Sale of Whitey Bulger’s Possessions

また、同紙の動画でも紹介されました。


どのような状況で着用されていたのかは想像するしかありませんが、長い年月を経たこのサイコキラースカルリングは、写真からでも無言の圧力が伝わってくるようです…

こちらは映画『ブラック・スキャンダル』のポスター
Warner Bros.