Tuesday, July 25, 2017

新作発表 - 死ぬのは奴らだ!

斬新なアイディアの衝撃的な新作が発表されました!

その名は『バロン・サムディ・リング』です。
バロン・サムディは「ジェームズ・ボンド」シリーズの『Live and Let Die(死ぬのは奴らだ)』の登場人物です。
小説版では、バロン・サムディはミスター・ビッグが信者達に自身に恐怖を想起させるために選んだブードゥー教の象徴です。
映画版では、ミスター・ビッグの取り巻きというミスター・ビッグとは別のキャラクターとして、今は亡きジェフリー・ホールダー氏によって演じられました。
おそらくバロン・サムディは、映画ボンド・シリーズ中でも最も謎めいた悪役といえるでしょう。
極めて曖昧なキャラクターであり、彼が本当にブードゥー教のバロン・サムディそのものなのか、単にサムディを擬人化した人物なのか、観客には分からずじまいです。

後日、この作品に関するアーマンド・セラからの言葉を紹介いたしますので、楽しみにお待ちくださいませ!

Saturday, July 22, 2017

クレイジーピッグの地下工房便り~ボーンハンドリング

クレイジーピッグは1992年の開店以来、商品は店舗内の地下工房で仕上げるスタイルを貫いてきました。

地下工房では宝飾品製作のエキスパートである職人たちが最高品質のジュエリーをお客様にお届けすべく精進しております。

そんな地下工房から、クレイジーピッグ不朽の名作『ボーンハンドリング』の仕上げ前後の写真が届きましたので紹介したいと思います。

鋳造(型に溶解した銀を流し込む作業)を終えたリングは、熟練職人によりサイズ調整や気泡の跡などを取り除かれたのち、薬剤で真っ黒にされます。真っ黒になった指輪は粗磨きされ、滑らかな表面に仕上げられます。

粗磨きというと、どことなく適当な感じがしますが、ここでどれだけ丁寧に作業をするかがその後の完成度に大きく影響します。

この時、黒い部分は上の画像の左下にある指輪のように、鏡面といぶしの黒い部分のコントラストが生まれます。

丁寧で正確な下磨きを終えたら最終仕上げです。この作業で自分の手が真っ黒になる代わりにその手にあるクレイジーピッグの作品が眩いばかりに輝きだすのは職人冥利に尽きる瞬間です。

クレイジーピッグ公式オンラインストア の商品は、このようにお客様のご注文をいただいてから熟練職人が手作業でお客様のために仕上げ発送する、まさにお客様のためのジュエリーです。
是非ご利用くださいませ。

Monday, July 17, 2017

クレイジーピッグの海の日

日本時間ではあと30分も残っていませんが今日7月17日は海の日です。

あまり知られていませんが、クレイジーピッグでは海の生物をモチーフとした作品も沢山あります。
コヴェント・ガーテンの店舗にあるキャビネットの一角はイルカやタコ、サメ、タツノオトシゴなど、まるで水族館のように海の生物がディスプレイされています。(ヒトデが苦手な方へ…私の記憶が確かならヒトデはディスプレイされていなかったと思いますのでご安心を!)

Large Hammerhead Shark Pendant:
躰をくねらせながらゆったりと獲物を探しながら泳ぐ海のギャング

Seahorse Pendant:
海のアイドル、タツノオトシゴは尾の先の丸まり方まで完璧に再現、バチカンはホタテ柄の可愛らしい作品

Prahna Pendant:
 アーマンド・セラのもう一つの得意なコミック・スタイルのアレンジ、獰猛な肉食魚であるピラニア自身が食べられて骨だけになってしまったというなんとも皮肉な洒落の利いた作品

上記の作品は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は ONLINE STORE > PENDANTS > FISH をご参照ください。

Friday, July 14, 2017

いったいなんて読むんだ??? SKRULL ring

発表されたときからずっと読み方が分からなかった作品があります。
大ぶりでボリューム感たっぷりの『SKRULL ring』です。
新作が発表されると、その読み方や由来を調べてしまうのですが、この作品については読み方も由来も分からずで、いつか訊いてみようと思いながら10年以上経ってしまいました。(ロンドンに行くと、セラさんの”かなり長い"ギタートークを聞いて、ようやくジュエリーの話になるので、つい訊きそびれてしまうのです)

しかし昨年ロンドンを訪ねた際にようやくこの作品について訊くことができました。(そして今そのことを思い出しました…)

ここまでもったいぶってみましたが、実際のところは意外とシンプルなものでした。
『SKRULL』の読み方は「スクルール」、スカル(SKULL)とスクロール(SCROLL)を掛け合わせた造語だそうです。

スカルに取り巻いたリボンが印象的なデザインなのでこの名にしたそうで、直線的にデフォルメされたスカルと柔らかで優雅な曲線のスクロールと額の装飾が見事な調和を見せています。

エグザイル・スカルリング』の時もそうでしたが、遊び心を持ちながら、カタチだけではなく言葉や文字すら自分でデザインしてしまうアーマンド・セラという人物の稀有さを感じるエピソードではないでしょうか?

『SKRULL ring』は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は ONLINE STORE > RINGS > SKULLS をご参照ください。

Sunday, July 9, 2017

隠れた人気作三つをオンラインストアに追加しました。

先日、もしかすると日本ではあまりなじみのない、しかしながら隠れた人気作であるデザイン三種をオンラインストアに追加しました。

現在、コヴェント・ガーデンの店舗では約 1100 種のアイテムが並べられていますが、これらすべてがオンラインストアに追加されているわけではありません。
今回、ロンドンまでお越しになる機会がなかなかない方のために、隠れた人気作三種をオンラインストアに追加しました。

Celtic Dog Stone ring:
 繊細なケルティック模様の彫りとボリュームのあるリングに大ぶりな石をセットした豪華なリング、写真の石はガーネット

Milky Way Stone ring:

中世の雰囲気が漂うクラシカルな三日月と星々が彫り込まれたリング、アンティークジュエリーのような重厚さを備えます。写真の石はアメシスト

Pentagram ring:

五芒星(ペンダグラム)のリングは呪術的な雰囲気、ブラックメタルな方に人気があるとかないとか…

これらのリングは クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は下記をご参照ください。
 - ONLINE STORE > RINGS > STONES
 - ONLINE STORE > RINGS > SYMBOLS

Thursday, July 6, 2017

とびきりクールなスペシャルメイド!!

先日、あるお客様のために制作した特別な作品がメンテナンスのためにコヴェント・ガーデンに地下工房に戻ってきました。
あまりにクールな作品のため、お客様のご了承を得た上で地下工房の職人が写真を撮っておりましたので皆様にも紹介したいと思います。

(少なくとも現在では)クレイジーピッグではみかけない、サソリが向かい合い、中央には石がセットされたバングルです。


透明感のある黄色い石はシトリンでしょうか。


バングル自体はシンプルなため、サソリが引き立つデザインです。
これは定番商品としてリリースして欲しい最高にクールな作品です!

Tuesday, July 4, 2017

クレイジーピッグ流ヘビのファッション - shu

クレイジーピッグの盟友、shu 氏から寄稿いただきました!
今回は長年の名作であり人気作『スカル&スネークリング』を軸にクレイジーピッグと蛇のモチーフの関連について語ってくれました。

クレイジーピッグ流ヘビのファッション

クレイジーピッグのアイテムには動物をモチーフとしたものが多いが、その中でもヘビのアイテムは特筆すべきものがある。それらはどれも写実的なタッチで、毒々しくも美しく、見る者を魅了する。そこで今回はクレイジーピッグとヘビの関連について考えてみたい。

スカル&スネークリング
クレイジーピッグの中でも「スカル&スネークリング」は初期からのアイテムで、名作のひとつと言われている。このリングはデザイナーのアーマンド・セラ氏がキャリア初期の頃に描いたアートワークが基となっているという。スカルの脳天から突き出たヘビがとぐろを巻くという不吉なデザインで、ヘビの胴体は力強く、躍動感に溢れ、うねりが見事に表現されている。今にも動き出しそうなヘビのウロコは繊細に彫られていて、輝きを放つ。それはあたかも本物のヘビのウロコのように美しい。

ヘビは「再生」の象徴とされているので、死者(スカルには牙があるから人間ではない悪魔か何か)がヘビになって化けて出てきた場面のようにも見え、ストーリー性が感じられる。リングとしてのバランスもよく取れていて、クレイジーピッグらしさが詰め込まれた一品だ。

ヘビはヨーロッパの装飾や護符のリングとして古代から用いられてきたモチーフのひとつで、現代もヘビをモチーフにしたジュエリーがさまざまなブランドからリリースされているが、それらは紋章的なデザインであることが多い。他方、このリングは邪悪なヘビがうごめく瞬間を捉えた立体的なデザインで、他のジュエリーとは一線を画すると言えよう。すなわち、それがクレイジーピッグらしさである。そして、ファンにとって、この「他とは違う」という感覚が重要なのだろう。

この他にもクレイジーピッグにはヘビをモチーフにしたアイテムがいくつかあり、セラ氏は「ワイルドライフとあらゆる動物たちを愛しているんだ。それら(ヘビ、ドラゴン、オオカミなど)がロックミュージックとの結び付きが強いのは明らかで、悪魔的動物だから選んだわけではない」と説明する。ではロックミュージックにおけるヘビのイメージを簡単にみてみよう。

ロックファッションにおけるヘビのイメージ
ヘビには善と悪の両方のイメージがあるが、一般的にはグロテスクで気持ち悪く、嫌われる動物として知られている。そのせいか、ロックバンドのロゴやアートワークにはヘビがしばしば描かれる。とりわけ、ハードロックやメタルシーンではよく見られ、ホワイトスネイクをはじめ、スラッシュズ・スネイクピット、メタリカのブラックアルバム、パンテラの『鎌首』、ヴェノム(ヘビの毒はvenomと呼ばれる)、そしてアリス・クーパーのステージでは本物のヘビが登場する。また、ロックファッションにおいても、ヘビ皮が用いられたアイテムはたびたび見かけられ、タトゥーにおいてもヘビはポピュラーな絵柄のひとつだ。それらはヘビの邪悪さ、暴力性、毒、あるいは性的イメージがメタルの過激さと結び付いており、ヘビのアイテムを身に着けることで、そのパワーを得たような気分になる。ロックやメタルのファンは、ヘビのアイテムを用いて、強さや逸脱を演出し、そこに自分らしさを表現するのであろう。
それらと同様にスカルやヘビのジュエリーは「非日常的感覚」や「他者との違い」を強調し、さらに魔力の宿った護符としても用いられ、アイデンティティの証明や護符という役割を果たしているといえよう。

ヘビ皮のハットリボン
さて、クレイジーピッグのマスコットスカル「チーキーゴメス」が被っているシルクハットのリボンにはヘビ皮が用いられている。ヘビ皮はそのウロコが特徴で、冷たさやグロテスクさを強調し、着る人の個性を引き立てる。ハットのリボンの素材が絹やレース、あるいはヒョウ柄といったものではなく、ヘビ皮であることはブランドのスタンスを示しているように見える。つまり、流行やトレンドよりもロックテイストをアピールしているということだ。ヘビ皮のファッションアイテムが「他者との違い」を表現するように、クレイジーピッグのアイテムは、身に着ける人の個性を際立たせるのである。

このようにヘビというモチーフを見てみると、そこにはクレイジーピッグのブランドイメージとの結び付きがうかがえる。個性を追求するセンスの持ち主にとって、ヘビは性格の一部分を物語っていて、自己表現するためにうってつけのモチーフなのである。かわいい動物ではなく、忌み嫌われるヘビを選ぶにはそれなりの理由があるのだ。(shu)

※HR/HMにおけるヘビのイメージについては拙著e-book『ヘヴィメタルの悪魔的動物誌』(グループゼロ)を参照。

Sunday, July 2, 2017

リック・ニールセン氏ご来店!!

ギターヒーローにしてヴィンテージ・ギターのエキスパート、チープ・トリックのリック・ニールセン氏がコヴェント・ガーデンのクレイジーピッグに来店されました。

新作ジュエリーのチェックはもちろんのこと、アーマンド・セラによるデザインのオリジナル・ギター『AX』を手に取り間近で見るためだそうです。
ニールセン氏の『ハンドカフ・ブレスレット』はスモールのみかと思っていましたが、いつの間にかラージも着用されているようです。
歩くと右手首から心地よい金属音が聞こえてきそうです。

きっと、アーマンド・セラが40年かけて集めてきた究極のギターブック『GUITAR EXP』を持ち出して熱いギター談義を交わしたことでしょう…

『ハンドカフ・ブレスレット』のラージ&スモール、究極のヴィンテージ・ギターのコレクション『GUITAR EXP』は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を宇k賜ります。
詳細は下記をご参照ください。