2019年12月6日金曜日

新作発表 - Sutton Hoo Helmet

2019年も残すところあと僅かのこのタイミングで、実に興味深い新作が発表されました!

7世紀アングロサクソン時代のイングランドの船葬墓(船を棺とした埋葬様式)から出土した兜をモチーフとした『サットン・フー・ヘルメットリング』です。
クレイジーピッグ&メタルファンの皆様にはサクソンの『KILLING GROUND』のジャケットに登場する兜といった方が早いかもしれません。

新作『サットン・フー・ヘルメットリング』は近日中に CRAZY PIG DESIGNS TOKYO に到着予定です。続報をお楽しみに! 公式オンラインストア では既にご注文を承っております。詳細は下記をご参照ください。

CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
OPEN: 11:30-19:30
https://crazypigdesigns.jp
info@crazypigdesigns.jp

2019年12月1日日曜日

「OUTLAW」アーマンド・セラへのインタビュー PART II

英国音楽誌「OUTLAW」創刊号でのアーマンド・セラへのインタビュー、その2です。インタビュアーとの会話はギターに移っていきます。”ジュエリーは職業であるが、ギターこそアーマンド・セラの情熱である”と書いたインタビュアーの方、良くご存じのようで…


アーマンドがジュエリーを作り始めてから37年の間、バートンだけが有名な顧客だったわけではない。ロンドンのクレイジーピッグの店内の壁には、レミーやビリー・ギボンズ、オジー・オズボーン、ジーン・シモンズ、キーズ・リチャーズ…多くのロックスターたちがアーマンドのリングやペンダント、ネックレスやブレスレットを着用しているたくさんの写真が飾られている。もしロックミュージシャンがイカしたジュエリーを身に着けている写真を見たら、それはアーマンドがデザインしたものかもしれない。

しかし、我々(OUTLAW)がここにアーマンドの話を聞くためにいるのはそれだけが理由ではない。40年以上にわたり、このフランス人(アーマンド・セラはフランス出身です)は200を超すヴィンテージギターの驚くべきコレクションを築き上げてきたのである。しかもこれらのギターはジミー・ペイジ、キース・リチャーズ、リッチー・ブラックモア、ピート・タウンゼントが所有してきたものであり、最も重要なコレクションとしてジミ・ヘンドリックスが所有したストラトキャスターまである。ジュエリーはアーマンド・セラの職業であるが、ギターは彼の情熱である。

クレイジーピッグは1992年にロンドンのコヴェント・ガーデンにてオープンした。「当時はガラスケースにはほんの少しのジュエリーしか並べてなくてスカスカだったね」アーマンドはその頃を思い出しながら言う。今ではこのガラスケースには彼がこれまでにデザインした約1,500もの膨大なデザインのうち、700から800のデザインが所狭しと並べられている。

だがしかし、ジュエリーは彼にとって目下の関心事ではないようだ。このインタビューの数日前、デヴィッド・ギルモア所有のギターが大量にニューヨークのオークションに出品されたのだ。あのピンク・フロイドのギターを入手する機会をセラが逃すはずはなかったが、価格が尋常ではないレベルまで跳ね上がっていることにすぐ気づいた。オークションの目玉であった、ギルモアがピンク・フロイドの多くの名曲で使用した黒いストラトはついに記録破りの400万ドル(4億円以上)に到達した。「狂ってるよ」セラは言う。「私はそういった領域には属していないよ。仮に買える金があったとしても、こんなに払うつもりはないね」

他の多くのコレクターとは異なり、彼にとってヴィンテージギターは投機の対象でも美術品のように飾るだけのものではないようだ。「ギターは弾くものさ」と彼はそれ以外のことをしたい人々に困惑したように言う。「私はヴィンテージギターをガラスケースに入れて眺めるだけなんてことはしないね」

実はセラのこの言葉は驚くに値しない。なぜなら彼は10代前半からずっとギタープレイヤーだったからだ。彼はフランス南東部トゥールーズ近くの町で育った。ロビン・トロワー、ジェフ・ベック、ジミ・ヘンドリックス、そしてマイケル・シェンカーが彼のヒーローだった。


如何でしたか?ギターの話になったので、目を輝かせながら嬉々として語るアーマンド・セラ氏の姿が目に浮かびます!さて、次回はアーマンド・セラがジュエリー製作者になる経緯などが語られます。お楽しみに!

アーマンド・セラ、究極のギターコレクション「GUITAR EXP」:
https://crazypigdesigns.jp/apparel-music/770-guitar-exp-book-by-armand-serra.html

CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
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2019年11月20日水曜日

時代に逆行?クレイジーピッグ東京店の新アイテム

キャッシュレス化が叫ばれる今日に逆行するかのようなクレイジーピッグ東京店の新アイテムがリリースされます。

クレイジーピッグのロゴがレーザーマーキングで刻まれたマネークリップです。
素材はステンレス製でシルバーよりもはるかに軽量、紙幣だけでなく領収書や名刺など細々とした紙類をまとめておける、ビジネスパーソンにこそご利用いただきたい実用的なアイテムです。

非常にリーズナブルなプライスで、ちょっとしたプレゼント(もちろんクリスマスにも!)にも最適です。

クレイジーピッグのブラックポーチ付きです。
(が、£5紙幣は付きません…)

クレイジーピッグのステンレス製マネークリップは2019年11月23日よりクレイジーピッグ東京店にて販売開始いたします。公式オンラインストア では通信販売を承ります。詳細は下記をご参照ください。


CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
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OPEN: 11:30-19:30
https://crazypigdesigns.jp
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2019年11月19日火曜日

ORIGINAL DESIGN BY ARMAND SERRA

日本のファンの皆さん、いつもクレイジーピッグのジュエリーを愛用してくださりありがとうございます。皆さんの熱いサポートのおかげで私たちの東京店が2周年を迎えることができます。

今日は、私がジュエリー製作者としてのキャリア初期にデザインした名作4つの誕生エピソードを紹介したいと思います。皆様が”本物”の名作デザインをお求めになる際の参考になれば幸いです。

私がロンドンのカーナビー・ストリートにあるグレートフロッグというアクセサリーショップで働き始めたのは1982年のことです。それから2年もしないうちにいくつかの名作といわれるデザインを作っていました。新しい作品のデザインをする際は殆どのケースでは実際に立体的な原型を彫る前にいくつかのラフスケッチを行っていました。 

ウルフリング:
スイスのお客様からの「オオカミのリングはないの?」という一言が誕生のきっかけでした。当時の私の職場(グレートフロッグ)にはそのようなものは何もなかったので、私はそれを製作することを申し出ました。当時はインターネットのような便利なものはなかったので、フォイルズ(ロンドンの大きな書店)に行き、オオカミに関する本を買いました。その本からいくつかの写真を選択すると、ワックスの塊を彫刻していき、今や名作と呼ばれるウルフリングを作りました。私の記憶が確かなら、これが私にとって最初のアニマルリングだったはずです。メタリカの故クリフ・バートン氏が私からウルフリングを購入したのは1984年のことです。ジェイムズ・ヘットフィールド氏はクリフのウルフリングを見るとすぐに、このペンダントを作るよう私に依頼してきました。それを実現する最も手っ取り早い方法は、ウルフリングの後ろ半分を切り取り、裏側に紐を通すフープを取り付けることでした。こうしてウルフペンダントも誕生したのです。ジェイムズのウルフペンダントはクリフの形見から作られたという話があるようですが、それは真実ではありません。クリフが着用していたウルフリングは、大切な友人の形見として私が保管しています。あの事故の数日前にクリフの手から私の元に戻ってきていたのです。

イーヴルスカルリング:
私の頭の中に下記のラフスケッチに見られるような、がっしりとしてデザイン化された下顎のないスカルのイメージが閃きました。正方形に収まるようなスカルの輪郭、両目は単なる丸みのあるへこみではなく、もっと悪魔のように見えるような感じのアイディアでした。これにより“邪悪な”外観へとなりました。スカルには牙を含む歯も付けることにしました。数分後にはこのデザインが頭の中で完成しました。私はすぐに最初のイーヴルスカルリングの製作に乗り出しました。実際の立体で望んだ通りの結果を得ることは簡単ではありませんでした。1983年11月24日には原型(型を取り、鋳造して銀製品を生産するためのもの)が完成しました。私は最初に作成したイーヴルスカルリングを自身で長らく愛用し、それはまだ私の手元にあります。メタリカの故クリフ・バートン氏やジェイムズ・ヘットフィールド氏をはじめ、多くのロックスターがこのリングを購入していきました。

プレイグリング:
イーヴルスカルリングの滑らかさとは対照的な、人間のリアルな下顎付きのスカルを作ろうと思ったことが誕生のきっかけです。ベースとなったアイディアは1665~1666年にかけてロンドンで大流行した疫病(ペスト)で亡くなった人々の実際の頭蓋骨です。それらの多くの頭蓋骨は頭部に損傷があったり歯が抜け落ちたりしていました。このアイディアが気に入った私は、プレイグ(疫病)スカルをリングとして製作しました。このリングはメタリカの故クリフ・バートン氏も購入しました。

デスフロムアバーブリング:
今と違って、1982年頃はスカルリング、特にクオリティの高いシルバー製のものを探すことは簡単ではありませんでした。私はロックファンに訴えかけるような新しいスタイルのスカルリングを作りたいと思っていました。その頃、ロンドンだけでなく世界中でヘヴィメタルの波が巻き起こりつつあったので、非常に精緻なスカルリングを作ることにしました。私は戦闘機のパイロットのイメージが好きでした。ヘルメットにゴーグル姿は私のお気に入りでしたし、“Death from Above(死神参上)”のスローガンは最高でした。

1982年から私の全作品には、その内側や裏側にジグザグロゴ(下記参照)が彫り込まれています。1992年にはグレートフロッグを離れ、自身の店であるクレイジーピッグ(CRAZY PIG DESIGNS)をオープンしました。1982年以来、私がこれまでデザインしてきた各アイテムは今日でも私の元にあります。すべてのデザイン画、原型、そして第一世代の鋳造品*1は今現在もクレイジーピッグの膨大な保管庫にあります。簡単に言えば、お客様は1982年から現在まで私が作ってきたオリジナルの作品を、これらの発表当時のオリジナルと同じ(型取りを繰り返すことによるディティールの劣化などが無い)状態でお求めいただけるのはクレイジーピッグだけ、ということです。

*1
クレイジーピッグでは原型をアーマンド・セラが作成し、その型を作成します。その型から複製したワックスを使用してリングなどの製品を生産しています。つまり、製品は原型の”子”であることを第一世代と表現しています。原型を持たない製造者がコピー品などを生産する場合、前述の第一世代の製品から型を作成し、そこからワックスを複製します。つまりは原型の”孫”となります。これを繰り返すことで原型のディティールは少しずつ損なわれていきますが、クレイジーピッグでは常に”第一世代”の製品を生産しておりますので、アーマンド・セラが製作したオリジナルの原型に忠実なディティールを持つ製品をお求めいただけます。
(ジュエリー製作者によって生産のアプローチは異なるため、一概に"孫"やそれ以降の型を使用する生産方法が悪いということではありません)

以下、訳者より
アーマンド・セラは非常に几帳面な人物で、ジュエリーのデザイン画から少年時代の授業中にノートや教科書の隅に描いたスケッチまで非常に整理された状態で保管しています。上記の名作ジュエリーの製作についても当時の日記などを見ながら説明してくれました。こういった当時の貴重な記録をしっかりと残してきたことが皆様に安心して”本物”のジュエリーをお求めいただける一助になれば幸いです。

それにしても彼のスケッチはどれも素晴らしくクール!いつかTシャツだけでなく、その他のカタチでも発表出来たらいいな、などと思っております。

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2019年11月16日土曜日

射手座のクレイジーピッグ

今月23日から12月21日生まれの方は射手座。ということで、矢をモチーフにしたアイテムを紹介します。

まずは『Arrow Band Ring』。これはバンドタイプのリングに矢を施したリング。日常生活においても着用しやすく、お守り的アイテムとしてぴったりです。

また、ストーンを用いた『Two Arrows Ring』や『3 Arrows Ring』もあり、後者は中央に配された円形の石を貫くように3本の矢が交差するデザイン。これに誕生石(11月ならトパーズ、12月ならターコイズ)を組み合わせれば、よりパーソナルなアイテムとなります。特にターコイズはネイティブアメリカンのヴァイブがより強調され、このデザインにもってこいの組み合わせ。

ペンダントでは『Arrowhead Pendant』があります。これはMとLの2種類があり、ペアで着けることもできます。石、あるいは鉄を叩いて作られた矢じりを彷彿とさせる原始的なデザインとなっており、逆三角形のフォルムはペンダントトップとして最適です。

さらに、矢がハートを射抜いたデザインのペンダントトップ『Heart & Arrow Pendant』やネックレス『Tudor Heart & Arrow Necklace』もあり、後者はチューダー調の美しいハートを貫く矢はネックレスの留め具の役割も果たすという可愛らしいネックレス。女性におすすめのアイテムです。

いずれも主張しすぎないデザインで使いやすく、射手座の方にふさわしいアイテムです。



【関連記事】
クレイジーピッグのライオンリングとピアス
クレイジーピッグの小悪魔「ヘルズベレ」

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2019年11月11日月曜日

BURRN! 読者の皆様、はじめまして!

ヘヴィメタルといえば BURRN!、BURRN! といえばヘヴィメタル、日本におけるヘヴィメタルの象徴ともいえる音楽誌 BURRN! 2019年12月号(11月5日発売)にクレイジーピッグの新アートワークが登場です!


耽美的な美しさのスケルトンハンドは下記のアイテムを着用しています。いずれも世界に名を轟かすビッグスター達が愛用してきたアイテムです。

人差指: Beaded Eye Ring



表紙は KISS、ロブ・ハルフォードのロングインタビュー、アイアン・メイデンのライヴレポート、スティーヴ・ヴァイにスラッシュといったギターヒーローのインタビューなど、超豪華な内容です。

売り切れ前に本屋さんにダッシュ!詳細は こちら をご参照ください。
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid2175011912/

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2019年11月10日日曜日

ロンドンの新音楽誌「OUTLAW」創刊号にアーマンド・セラ登場!

先日、英国にて新たな音楽誌「OUTLAW」が誕生しました。その記念すべき創刊号にロックジュエリーの先駆者として、ギターコレクターとして、そしてギタリストとして、クレイジーピッグのアーマンド・セラのインタビューが掲載されました。
 そのボリューム、なんと10ページ!最初から最後まで非常に興味深い内容でした。今回は特に興味深い部分を抜粋し、複数回に分けて紹介したいと思います。


イントロダクション:
オジー・オズボーンやジーン・シモンズは指輪やペンダントが欲しくなったらアーマンド・セラに連絡する。OUTLAWのデイヴ・エヴァリーはあなたが身に着けたいと思うジュエリーを作る、あるいは、あなたが所持してみたいと思うだろうヴィンテージギターの驚くべきコレクションを持つ男に会ってきた。

モノクロの有名な写真 - 伝説的なロック・フォトグラファーであるロス・ハルフィンが80年代半ばに、あるフェスのバックステージで撮影したメタリカのクリフ・バートンの - がある。そこでバートンは両の拳をカメラに突き出している。それぞれの拳の薬指はシルバーのスカルリングで飾られている。一つは叫ぶかのように口を大きく開け、もう一つは…

中略

それから30年以上後の今、これらの個性的なリングをデザインして作った人物は、バートンに出会った時のことを振り返っている。

クリフ・バートン氏との出会いについて:
「彼らのレーベル Music for Nations が当時の私の職場があった通りの向こう側にあってね。ある日、彼がこちらに歩いてやってきて、自分はメタリカという名のバンドをやっているんだって言ったんだ。その時はメタリカがどんなバンドかなんて知らなかったよ。私の両手はシルバーのリングで完全武装されていて、それを見た彼は同じようにしたかったみたいで、まず一つ買ったんだ。それからもう一つ、もう一つ、と増えていったよ…」


今回はイントロダクションということで短めの内容でしたが如何でしたか?次回はヴィンテージギターコレクションの話に移ります。つまり…アーマンド・セラのトークが熱を帯びてきます。お楽しみに!

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