ギターコレクターとしても知られるクレイジーピッグのオーナー、アーマンド・セラのオリジナルギター「AX」が東京店に到着した。
ax(axe)とは斧を意味し、ギターのことも指す。ゆえに斧のようなシェイプとなっているのであろう。これはアーマンドが10代の頃に描いたデザインを基に2014年に制作されたプロトタイプだという。
このモデル最大の特徴はメタルボディ。その中は空洞となっていて、生音でもセミアコのような深い響きが得られる。使い込まれた斧のような風合いで、おなじみのマスコットスカル・ゴメスのペイントが施されている。また、ボディと金属パーツがうまくマッチングしており、重厚な佇まいを演出している。
ネックはメイプルで、ギブソンレスポールを思わせるファットな形状。ペグにはチューニングの安定性があるロッキングチューナーを装備。PUは、フロントにセイモアダンカンの59、リアにJBという黄金の組み合わせで、甘くウォームなトーンからストレートなロックンロールサウンドまで幅広く対応。独創的なシェイプだが、実用性や操作性に優れたモデルとなっている。
ヘッドはエイジド加工が施され、ヴィンテージギターのような仕上がり。ヘッド裏やトラスロッドカバーにはアーマンドの直筆サイン入り。
アーマンド・セラのこだわりが凝縮されたこのギターはクレイジーピッグ東京店で展示・販売中。また、このギターについてのより詳しい情報を後日公開予定。