2016年3月31日木曜日

過去の名作 - 『ボーンハンド&アイ・ブレスレット』

人間の心理とは不思議なもので、廃番商品など、もう入手不可となった途端に”どうしても”欲しくなることがあります。(私の場合、それがクレイジーピッグであればなおさらです)

しかし、この『ボーンハンド&アイ・ブレスレット』は、廃番か否かに関係なく”どうしても”欲しいと思わせる迫力と独創性を備えているように思います。
中央の義眼をボーンハンドが両脇から支え、バングルのサイドにはクロスボーンが配されます。
アーマンド・セラらしく繊細に彫り上げられた指先が神秘的な色合いの瞳の義眼を支える様は緊張感だけでなく色気すら感じさせ、耽美的な雰囲気を漂わせます。
単純にボーンハンドが平面的に義眼を掴んだデザインではなく、義眼が前方にせり出すような立体的な造形は、まるで死の象徴(ボーンハンド)が生の象徴(義眼)を掲げるかのような劇的な瞬間を演出します。

残念ながら現在はこの作品をお求めいただくことはできませんが、その他のアイ・シリーズは Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承っております。
詳細は下記をご参照ください。

2016年3月28日月曜日

Crazy Pig Designs 公式 YouTube 動画 第四弾!

お待たせいたしました!
YouTube にてクレイジーピッグの新しい動画が追加されました。
今回で四つ目の動画は、映画などの映像作品に登場した作品の紹介です。

動画は こちら でご覧いただけます。

「スウィーニー・トッド」にてジョニー・デップ氏が着用した特注リング

「ハリー・ポッター」シリーズにてヘレナ・ボナム=カーター女史が着用したバードスカルペンダントと特注のスカルリング

「スパン」でミッキー・ローク氏が着用したアイ・リングとアイ・ペンダント

「ゲーム・オブ・スローンズ」にてピーター・ディンクレイジ氏が着用したライオンリング

その他、多くの映像作品に Crazy Pig Designs の作品が登場しておりますが、中にはファンの皆様からのお知らせで初めて気付いたものもあります。
皆様もお気づきの際は是非お知らせください!

今回の BGM はアーマンド・セラのセカンドアルバム『Rides Again』より「Quasimodo」です。

2016年3月26日土曜日

Dead Astronaut - 死んだ宇宙飛行士

スカルと宇宙の組み合わせ - スカルという生物の根幹となる象徴的なものと、最先端の技術により訪れることが可能となった宇宙 - というのは SF 映画などにもあまり登場せず、相性の良い組み合わせではないように思います。

しかし、数え切れぬほどの独創的なスカルリングを世に送り出してきたクレイジーピッグのアーマンド・セラにとってそのようなことは無関係のようです。

『Major Tom』スカルリングは、宇宙飛行士のヘルメットの奥にスカルが覗くクレイジーピッグならではの独創的な作品です。
アーマンドによると、長い間”Dead Astronaut(「死んだ宇宙飛行士」)”という言葉が頭の中にあり、ある日、その言葉から宇宙飛行士の装備とスカルを組み合わせたリングが閃き、この作品を制作したそうです。
ヘルメット前面のドーム状のバイザーにはアクリルレジンを用いています。
レンズ効果でヘルメット内のスカルが微妙に歪んで見えるところは、これまでのスカルジュエリーの一歩先を行く、新しいアイディアです。

また、中のスカルが経年変化で少しずつ色が変わっていくところは、宇宙に取り残され彷徨うことになった宇宙飛行士の悲劇的な時の流れを想起させ、文学的な香りを漂わせます…

ちなみに、『Major Tom』という名は、デヴィッド・ボウイ氏の名曲「スペース・オディティ」からきているようです。
音楽を愛するアーマンドらしい遊び心です。

『Major Tom スカルリング』は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は下記をご参照ください。

公式サイト&オンラインストア・リニューアル!より便利に使いやすくなりました!
https://crazypigdesigns.jp
https://store.crazypigdesigns.jp

CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
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2016年3月23日水曜日

キース・リチャーズ氏の弦とピック

先日の #GUITAREXP 関連 キース・リチャーズ氏の記事 の補足です。

キースが私のギターを使用してのセッションを終えてから、私は 1950 年製フェンダー・ブロードキャスターと 1955 年製のフェンダー・ストラトキャスターから弦を取り外し、彼が使ったピックと一緒に私のコレクションに加えました。




そう、これらの弦とピックはあの時キースが実際に弾いたものです。
今は額装され、私のスタジオに飾られていますが、いつも最高の"バイブレーション"を送ってくれます。

究極のヴィンテージギターコレクション『GUITAR EXP』オンラインストア
https://store.crazypigdesigns.jp/item/reg2000

公式サイト&オンラインストア・リニューアル!より便利に使いやすくなりました!
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2016年3月21日月曜日

グラディエーター - 古代の剣士

古代ローマ時代に見世物として命がけで戦った剣闘士、そんな勇敢な戦士達が着用したとされる兜を指輪にしたのがクレイジーピッグの『グラディエーター・リング』です。

剣闘士は使用する武器や防具によりいくつかの種類に分けられていたそうですが、このリングは「ムルミッロ」という、剣と盾を手に戦う戦士の兜をモチーフにしているようです。
スカルやアニマルシリーズなどとは異なり、表情がまったく存在しない無機質で冷たい金属製の兜は、常に「死」と隣り合わせで戦う定めにある男たちの心を映し出しているようです。

また、モチーフが金属製のものだけにシルバーとの親和性が非常に高く、鏡面に輝くシルバーが兜の質感をダイレクトに映し出すように思います。

グラディエーター・リング』は CrazyPig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は下記をご参照ください。
- GLADIATOR RING
ONLINE STORE > RINGS > FACES

CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
OPEN: 11:30-19:30
https://crazypigdesigns.jp
info@crazypigdesigns.jp

2016年3月18日金曜日

アクアマリン - 「海水」を意味する三月の誕生石

三月の誕生石は、ラテン語で「海水」を意味するアクアマリンです。
その名の通り、淡く透明度の高い水色の、非常に上品な輝きを持つ石です。

クレイジーピッグの膨大な数のストーンリングのコレクションには、このリングのように繊細さとゴージャスさが完璧に融合したデザインも多数存在します。
石の持つ色味や雰囲気、特性を生かし切ったデザインを生み出しカタチにできるところが、アーマンド・セラと単なる”ロックなジュエラー”達との決定的な違いのように思います。

たゆとう「海の水」のイメージとアクアマリンのシャープな輝きの両方を表現し、惹きたてる素晴らしいデザインです。

また、アクアマリンの上品な水色とイエロー・ゴールドは非常に相性が良いので、三月生まれの大切な人がいる方は、是非クレイジーピッグのビスポーク・ジュエリーをご検討ください。

2016年3月14日月曜日

クレイジーピッグの「悪魔の魚」

日本ではその姿態からユーモラスで愛らしい(そして美味しい!)海の生物として身近な存在のタコですが、英国では「悪魔の魚」と呼ばれ、あまり人気のある生物ではないようです。

アーマンド・セラは、そんなタコを立体感と躍動感に満ちたリング『オクトパス・リング』にアレンジしました。

軟体動物の身体とシルバーは対極にある物質といえますが、そのようなことを微塵も感じさせないアーマンドの巧みな彫金技術は、冷たく硬い金属塊にうねりのある躍動感に満ちた命を吹き込んでいます。

かなり大きく存在感は抜群のリングです。この写真の手は大柄な男性のものですが、それでもこのくらいのボリュームがあります。裏のリング幅はそれほど広くなく、着け心地にも配慮されているあたりがクレイジーピッグが本物のジュエラーといわれる所以でしょうか。

タコは、見た目の可愛らしさと異なり非常に獰猛な捕食生物ですが、この写真ではそんな獰猛さが目にはっきりと表れています。

『Octopus リング』は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承っております。詳細は下記をご参照ください。

 - Octopus Ring
 - ONLINE STORE > RINGS > ANIMALS

CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
OPEN: 11:30-19:30
https://crazypigdesigns.jp
info@crazypigdesigns.jp

2016年3月11日金曜日

3月11日 - アーマンド・セラより

日本の皆様

あの未曾有の大震災から5年が経ちました。
日本の皆様の驚嘆すべき勤勉さが、着実に復興の歩みを進めているように思われます。
しかしながらその一方で、未だ苦しい生活を強いられている多くの方々がいらっしゃると聞きます。
私共は、そのような方の心に寄り添いながら日々精進していく所存です。

2016年3月11日
Crazy Pig Designs
アーマンド・セラ

2016年3月10日木曜日

Crazy Pig Designs の YouTube 新動画を追加!!

お待たせいたしました!
YouTube にてクレイジーピッグの新しい動画が追加されました。
今回で三つ目の動画は、コヴェントガーデンの店内の紹介です。
動画は上の画像をクリックするか、こちら をクリック

店内は動画でご覧いただけるように、清潔で明るく、非常に快適です。
スカルやロックなどのイメージから、なんとなく暗くダーティな印象を持ちながら来店されたお客様が、その明るさに驚かれることもあります。

こちらは外から見えるショーウィンドウです。
古書やキャンドルスタンドなどが配され、アンティークな雰囲気が漂います。

様々な仕上げを施したロザリオが並びます。

プラチナやゴールド、高品質なダイヤモンド 等を贅沢に使用した、まさに至高のスカルジュエリーです。

こちらもショーウィンドウ、人気商品や新作、ビスポーク作品が並びます。

Crazy Pig Designs の店舗はロンドンのコヴェントガーデン近くです。
皆様のお越しをお待ちしております!

ちなみに BGM はアーマンド・セラのセカンド・ソロアルバム「Rides Again」に収録の「THE MEMORY OF WATER」です。
本 CD は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア でお求めいただけます。
詳細は ONLINE STORE > APPAREL > MUSIC をご参照ください。

2016年3月8日火曜日

特別寄稿 - ロックとギターを愛する優しきクラフトマン

クレイジーピッグの盟友 shu 氏より寄稿いただきました。

クレイジーピッグ、アーマンドと妻のジャネットを良く知る shu 氏が、その作品と同じくらい魅力的な彼らの誠実な人柄を語ってくれました。
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ロックとギターを愛する優しきクラフトマン

クレイジーピッグは今月でオープン24周年を迎えた。
以前、同ブランドのオーナーであり、デザイナーのアーマンド・セラ氏の仕事に対するブレない姿勢について書いたが、ユーザーに対する態度もブレることはない。

shu 氏が渡英した際のスナップ写真、あのレンガの色を見ると沢山の思い出がよみがえります…

どんな人にも対等に優しい
彼と彼の妻であるジャネットさんは、現在もロンドンにある店のカウンターに立ち、訪れる人々を出迎えている。
彼らは、相手の国籍や人種、年齢や性別、言語(英語が分からない人)を問わず、「どんな人に対しても対等に優しく接する」という姿勢を持っており、態度に裏表がない。
相手が、著名なミュージシャンであろうと、外国人観光客であろうと、スペシャルオーダーであろうと、リング1個の購入客であろうと、彼らは常に一貫した態度で、多くの人たちと会話をし、仕事を進めている。

デザイナーであり続ける
デザイナーとして成功した後もセラ夫妻の態度が変わることはない。
昨今、デザイナーやショップ店員のライフスタイルやファッションに注目が集まることがあるが、セラ夫妻は表舞台に出るようなことはしない。
彼らは、1992年のブランド設立以来ずっと、デザイナー/スタッフという立場を貫き続けている。
その姿勢からは職人としての意識の高さが感じ取れる。
おそらく、主役となるのは自分ではなく、アイテムであり、それを着けるユーザー、と考えているのだろう。

人と人とのつながり
また、彼らの態度にはユーザーに対する仲間意識が感じられる。
例えば、ロックファンが来店すれば、その話に耳を傾け、自分たちの体験や思い出を語ることもある。
ギターコレクションを紹介することもしばしばだ。
彼らは、自分たちのアイテムや店を通じて、「人と人とのつながり」を大切にしているに違いない。

クレイジーピッグに多くの人が集まる理由は、その独創的なデザインのみならず、彼らの変わらない姿勢と豊かな人間性にある。
だからこそ、24年もの間、ファンに愛され続けてきたのだろう。
クレイジーピッグへ行くことは、彼らの優しさに会いに行くことでもある。

来年はいよいよ25周年。
どんなアイテムが生まれるのか、今から待ち遠しい。(shu)

2016年3月6日日曜日

GUITAR EXP - アーマンド・セラ&キース・リチャーズ

1990年代半ば、あのローリング・ストーンズのキース・リチャーズ氏はアーマンドが所有する1950年製フェンダー・ブロードキャスターでロンドンでのレコーディングセッションに臨みました。
黒いピックガードが浴びた爆発的なパワーは如何ほどだったのでしょうか?
GUITAR EXP では、このフェンダー・ブロードキャスターとそれに関する逸話が初めて明かされます。

究極のギターブック『GUITAR EXP』は CRAZY PIG DESIGNS TOKYO 店頭もしくは クレイジーピッグ公式オンラインストア にてご購入いただけます。

GUITAR EXP
Super Deluxe Edition: https://store.crazypigdesigns.jp/view/item/000000000527

公式オンラインストア/Amazon Payも使用可能!
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CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
クレイジーピッグ東京店
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
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2016年3月4日金曜日

2016年3月4日 - クレイジーピッグ開店24周年!!

3月4日はクレイジーピッグにとって大切な記念日です。

今から24年前の1992年3月4日、アーマンド・セラと妻のジャネットは、英国ロンドンのコヴェント・ガーデンにて Crazy Pig Designs をオープンしました。


それから今日まで24年間、愚直なまでにハンドメイドに拘りながら、独創性に満ちた高品質でロックなジュエリーを作り続け、イーヴルスカル、ウルフリング、プレイグ・スカルリング、ボーンハンドリング、ハンドカフ・ブレスレットなど、数え切れない名作を生み出してきました。

しかし、この店がここまで愛され続いてきた理由は、単に作品が素晴らしいというだけではなく、アーマンド・セラやセラ夫人であるジャネットの飾らない人柄や温かみのある接客にもあるように思います。

以前、ジャネットがこんな話をしてくれました。
開店して間もないころ、赤ちゃんを抱いたご夫婦が来店され、ジュエリーを何点か購入されていったそうです。
それからも、そのご家族は何度も来店され、赤ちゃんも会う度に大きく成長していきました。
約20年後のある日、立派なレディに成長したその時の赤ちゃんが、自分のお金でクレイジーピッグのジュエリーを購入したそうです。
その時、彼女の成長と、自分たちのジュエリーが世代を超えて愛されていることを目の当たりにして、とても温かい気持ちになり感動したそうです。
話を聞いていただけの私も温かい気持ちになったエピソードです。

このような素晴らしいブランドがこれから50周年、100周年を迎えられるよう、日本語担当の私も微力ながら日本の皆様にクレイジーピッグの魅力をお伝えするよう精進する所存です。

これからも Crazy Pig Designs をよろしくお願い申し上げます。

公式サイト&オンラインストア・リニューアル!より便利に使いやすくなりました!
https://crazypigdesigns.jp
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CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
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2016年3月2日水曜日

クレイジーピッグの「ミニの日」

あの小さく可愛い自動車の会社が、3月2日を「ミニの日」としたそうです。

そこで、クレイジーピッグの「ミニ」コレクションを紹介します。
どの作品も、小さくても精巧な造りというよりは、その精巧な造りが小ささによってより際立つと言った方が適切なように思わせる、素晴らしい細工です。


上から:
単に既存のデザインを小さく作ったのではなく、デザインや着け心地のバランスが考え抜かれた作品に仕上げているのは、本物のジュエラー、アーマンド・セラの「仕事」です。

これらの作品は Crazy Pig Designs 公式オンラインストア にて通信販売を承っております。

2016年3月1日火曜日

新作 - MAX スカルリング

もう一つ、待望のクレイジーピッグ新作スカルリングのお知らせです!

その名は『MAX スカルリング』、映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」にインスパイアされた作品です。

劇中のキャラクターたちのマシンを乗り回したり、同じ衣装を着たりするのは現実的ではありませんが、この新作スカルリングを着用しながら劇中の、あのハードな世界観に浸ることは可能です。
この作品は鏡面仕上げもしくはサテン仕上げの選択が可能です。

巨大でヘヴィなこの『MAX スカルリング』は、傲慢なくらいの自信と共に着用したいハードな作品です。