英国のジュエリー業界紙のオンラインメディア「JEWELLERY FOCUS」にてクレイジーピッグが紹介されています。一行だけですが、2017年11月にオープンした東京店についても触れられています。
My Store: Crazy Pig Designs
https://www.jewelleryfocus.co.uk/26222-my-store-crazy-pig-designs
今月は、オジー・オズボーンやイギー・ポップなど大物ロックスターを顧客に持つことで知られる CRAZY PIG DESIGNS(以下、クレイジーピッグ)を紹介しよう。
アーマンド・セラ(以下、セラ)は16歳の時からプロフェッショナルなギタープレイヤーで、渡英して UFO、シン・リジィ、モーターヘッド等の大物バンドのアーディションを受けてきたが、カーナビー・ストリートにあるジュエリーショップでの仕事に就いた。しかし、セラはその店で売られていたジュエリー類にはほとんど興味がなかった。「あれは、まさに"単なる仕事"でしかなかったけど、少額ながら安定した収入にはなったね。これでとりあえずは音楽や絵を描くこと、デザインすることなど自分の好きなことに集中できると思ったね」(セラ)
ジュエリー製作の基礎を学んだことがなくても、セラは自身の絵描きのスキルと音楽的センスを掛け合わせることで生まれる「王道のロックジュエリー」の可能性をすぐさま見出した。
その店でロック好きな人々のためのリングやペンダント、ブレスレットをデザインし続けること数年、セラは妻のジャネットと共に、コヴェント・ガーデンに自身の店「クレイジーピッグ」をオープンした。1992年のことである。(現在もクレイジーピッグの本店はコヴェント・ガーデンにある)長年にわたりブランドは成長を続け、2017年11月には東京に2番目の店をオープンした。オジー・オズボーンやイギー・ポップなどの著名なミュージシャンたちが着用しているスカルリングなどが世界的によく知られているが、実はそれもほんの数例でしかない。クレイジーピッグ では「ハリー・ポッター・シリーズ」や「スウィーニー・トッド」、「ディセント」などの映画やTVドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」にも特注品のジュエリーなどを製作してきた。
クレイジーピッグは1,100種を超えるデザインのリングやペンダント、ブレスレットその他のアイテムをシルバーやゴールド、プラチナで製作している。また、ダイヤモンドやルビー、サファイヤ、エメラルドなどの貴石や半貴石を用いた作品も多く製作している。
複製するための型の元となる最初のデザイン(マスター、原型)はセラによって手作業で製作される。そしてクレイジーピッグの鋳造工房でその型からワックスを取り、鋳造することで貴金属の製品を生産している。クレイジーピッグのジュエリーはすべてロンドンのアッセイオフィス(貴金属の品位証明を行う英国の公的機関)に送られ、ホールマーク(貴金属の品位を証明する刻印)を取得している。アッセイオフィスから戻ってきたジュエリーはクレイジーピッグ店舗の地下にある工房にて熟練職人の手作業により仕上げられている。
My Store: Crazy Pig Designs
https://www.jewelleryfocus.co.uk/26222-my-store-crazy-pig-designs
今月は、オジー・オズボーンやイギー・ポップなど大物ロックスターを顧客に持つことで知られる CRAZY PIG DESIGNS(以下、クレイジーピッグ)を紹介しよう。
アーマンド・セラ(以下、セラ)は16歳の時からプロフェッショナルなギタープレイヤーで、渡英して UFO、シン・リジィ、モーターヘッド等の大物バンドのアーディションを受けてきたが、カーナビー・ストリートにあるジュエリーショップでの仕事に就いた。しかし、セラはその店で売られていたジュエリー類にはほとんど興味がなかった。「あれは、まさに"単なる仕事"でしかなかったけど、少額ながら安定した収入にはなったね。これでとりあえずは音楽や絵を描くこと、デザインすることなど自分の好きなことに集中できると思ったね」(セラ)
ジュエリー製作の基礎を学んだことがなくても、セラは自身の絵描きのスキルと音楽的センスを掛け合わせることで生まれる「王道のロックジュエリー」の可能性をすぐさま見出した。
その店でロック好きな人々のためのリングやペンダント、ブレスレットをデザインし続けること数年、セラは妻のジャネットと共に、コヴェント・ガーデンに自身の店「クレイジーピッグ」をオープンした。1992年のことである。(現在もクレイジーピッグの本店はコヴェント・ガーデンにある)長年にわたりブランドは成長を続け、2017年11月には東京に2番目の店をオープンした。オジー・オズボーンやイギー・ポップなどの著名なミュージシャンたちが着用しているスカルリングなどが世界的によく知られているが、実はそれもほんの数例でしかない。クレイジーピッグ では「ハリー・ポッター・シリーズ」や「スウィーニー・トッド」、「ディセント」などの映画やTVドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」にも特注品のジュエリーなどを製作してきた。
クレイジーピッグは1,100種を超えるデザインのリングやペンダント、ブレスレットその他のアイテムをシルバーやゴールド、プラチナで製作している。また、ダイヤモンドやルビー、サファイヤ、エメラルドなどの貴石や半貴石を用いた作品も多く製作している。
複製するための型の元となる最初のデザイン(マスター、原型)はセラによって手作業で製作される。そしてクレイジーピッグの鋳造工房でその型からワックスを取り、鋳造することで貴金属の製品を生産している。クレイジーピッグのジュエリーはすべてロンドンのアッセイオフィス(貴金属の品位証明を行う英国の公的機関)に送られ、ホールマーク(貴金属の品位を証明する刻印)を取得している。アッセイオフィスから戻ってきたジュエリーはクレイジーピッグ店舗の地下にある工房にて熟練職人の手作業により仕上げられている。
(原文: Mr LEWIS CATCHPOLE)
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