2018年3月20日火曜日

英国のジュエリー誌『JEWELLERY FOCUS』のインタビュー記事


盟友 @mhb1851 氏によるスペシャルインタビューが好評ですが、英国のジュエリー専門誌『JEWELLERY FOCUS』でもクレイジーピッグ開店26周年に合わせ、インタビューが掲載されましたので、早速紹介したいと思います。

- このブランドの歴史は?

アーマンド・セラ(以下A): 1992年にロンドンのコヴェント・ガーデンで CRAZY PIG DESIGNS の店をオープンしました。その前の10年間は、カーナビー・ストリートにある The Great Frog で働いていました。そこではデザイナーとしてメタリカやアイアン・メイデン、その他多くのバンドのメンバーが身に着けたことで有名になったスカルリングなどを作りました。しかし、自分の店でもっと自由にやりたい思いがあり、妻と共に CRAZY PIG DESIGNS をオープンしました。それから26年経ったわけです。

- あなたの音楽への情熱がジュエリーのデザインに伝播することはありますか?

A: ギタープレイヤーとして H Samuel(イギリスの有名ジュエリー店)のジュエリーに夢中になるようなことはありませんでした。私はギター以外にコミックや映画の熱心なファンでもあったので、そういったものからスカルリングや蛇、ドラゴンなどのジュエリーが欲しいな、という漠然とした気持ちを持つことはありました。そういったぼんやりしたアイディアから、自分で実際にデザインして作り出せることに気づきました。

- これまでの26年間、どのようにご自身のビジネスをこなしてきましたか?

A: 開店以来、有名人から一般の方々まで沢山の国の、本当に多くのお客様に恵まれてきました。また、婚約指輪や結婚指輪の製作依頼、特注品の製作依頼なども多く手掛けてきました。私が仕事を追いかけるといよりは、仕事が私を追いかけてくる、といったところでしょうか。

- 競合との差別化は、どのように図っていますか?

A: 多くの方から、他所の店やブランドについて「これって知ってる?」といったことを聞かれますが、私の答はいつも同じで「NO」です。他の皆さんが何をしているか、本当に興味がないのです。私は、ただ自分の作りたいものを作るだけで、皆さんがそれを気に入ってくれたら充分だと考えています。

- これまでの最大の成果はどういったものでしょうか?

A: 26年もの間、コヴェント・ガーデンで生き残ってきたことですね!開店以来、自分の店の周りを見てきましたが、どこも数年で店をたたみ新たな別の店が入る、の繰り返しでした。しかし、私たちは店をたたむでも引っ越すでもなく、しっかりとここに存在しています。先日、店の賃貸契約を10年ほど延長する契約をしたばかりです。もう一つ、大きな成果といえば、2017年11月に日本の東京に初の海外旗艦店をオープンしたことでしょうか。

- 2018年のゴールは?

A: 私は、常にやることリストを持ち歩いていて、月に一つ二つの新作を作ることを心がけています。3月4日は私たちの店の26周年記念日で、それに合わせて一点ものの特別なジュエリーをいくつか製作しているところです。 - JF -

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