今年は子年ということで、ネズミをモチーフにしたアイテム『レストインピース・スカルリング』(通称『RIPリング』)を紹介します。
これはデザイナーのアーマンド・セラがキャリア初期の頃(80年代後半)にデザインしたもので、『イーヴルスカルリング』や『ウルフリング』と同様にクラシックデザインのひとつとされています。
西洋の神話において、ネズミは悪の神々と結び付けられ、聖書の中でも悪魔的とされています。また、民間伝承においては死者の魂として、死や危険を知らせる力があると言われます。他方で、几帳面で規則正しい動物とも言われ、愛くるしいキャラクターとして可愛がられてきました。
さて、このRIPリングですが、頭部に穴の開いたスカルの左右にネズミが配置され、不気味なワンシーンのように見えます。それは英文学などでたびたび扱われてきた「死骸に集まる食屍鬼」を表しているかのようです。このようなダークな題材をジュエリーで表現することは、アーマンド・セラのデザインの原点のひとつであり、クレイジーピッグの魅力のひとつと言えるでしょう。
そもそも、このリングの名称である「rest in peace」とは、「安らかに眠れ」という意味で、故人の冥福を祈る言葉として使われます。そのことを考えると、死者の魂がネズミになって現れた場面かもしれません。こうして、ひとつのリングを見ていると、さまざまストーリーが浮かんできます。ストーリー性を帯びたデザインはクレイジーピッグならではの魅力です。
スカルリングとしては小ぶりな方ですが、そのサイズ感から男女を問わず使いやすいアイテムとなっています。自分の誕生石や星座をモチーフとしたアイテムが好まれるように、このリングは子年生まれの方にとって、特別なものとなるでしょう。子年の2020年はこのリングを着用するといいことがあるかも⁉
CRAZY PIG DESIGNS TOKYO
東京都世田谷区北沢2-30-3
TEL: 03-6407-8158
OPEN: 11:30-19:30
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